ゴールデンウィークの時に外出自粛で時間を持て余してしまう事への対策として「カラマーゾフの兄弟」を買いそろえました。8月中旬に読み終わったと言うことは約3ヶ月半かけて読んだことになります。帯の文章では、金原ひとみさんが読了に4か月かかったことが書いてありましたから、この本を読み切るのに標準的な時間で読み切れたのかもしれません。金原ひとみさんも書いているように上巻より中下巻のほうが面白く読書速度は加速しました。しかし、平日は仕事に追われるサラリーマンであるので金原さんのように中下巻を三日というわけには行きませんでした。次はまた宮部みゆきさんの作品に戻りたいと思います。
トトが死んで一週間が経ちました。火葬した骨を入れた骨壺の置き場所が無く今はベッドの枕元に置いています。夜寝る時に一声かける習慣が付きました。愛猫を失った悲しみは薄まったりしませんが日々の生活は淡々と進みます。会社内で私が無類の猫好きであることは周知の事実ですが、トトが死んだことは誰にも言っていないので、大切にしていた飼い猫を失ってしまったことを社内の人は誰も気付いていないでしょう。今はそれで良いと思います。
ツブは一匹で留守番するのが寂しいのか私が外出から帰るとぴったりとくっついて離れません。また、私が風呂に入るなどツブの視界から消えるとニャーニャーとうるさく鳴いて私を捜します。これまでは、私に甘えることなどほとんどなかったので、この変化に少々戸惑っています。トトの存在の大きさを一番知っていたのがツブだったのでしょう。今はトトが昼間に寝る時の場所だった玄関の三和土でツブが寝ています。トトの匂いが残っていて安心するのでしょうか。トトが死んで以来ツブがほとんど餌を食べなくなりました。トトを失ったストレスが原因と思われます。ドライフードに変えて生エサを与えたりしているのですがほとんど食べません。
トトの代わりという訳ではありませんが、もう一匹猫を飼おうかと思っています。ツブにとっても新しい刺激になり一人での留守番が辛くならないようにできないかと考えています。新しいストレスになって更に体調が悪化する危険もありますので慎重に判断しながら進めます。
トトは純血のメインクーンでした。メインクーンはほかの猫種より寿命が短いことは知っていました。ししかし、今回のトトの死は猫伝染性腹膜炎が原因なのでもう少し長生きできていたはずです。ですが、次に飼う猫は少しでも長生きして欲しいので純血種は避け雑種の猫を飼おうと思います。殺処分を逃れた猫や拾われた捨て猫、保護された野良猫などを貰うつもりです。良い縁があるといいのですが。
にほんブログ村
読書感想ランキング