図書館で借りた本ですが返却期限を5日ほど超過しているので今日慌てて読み終えました。薄い本なので3時間ほどで読了できました。山奥の別荘地で毎年夏を過ごすこの人達の経済的な余裕はどこから来るのか、うらやましく感じながら読みました。経済的に困窮した上で結核になる人々と経済的不安のないなかで結核の療養をする人とでは、迫りくる死や病室での孤独の感じ方は大きく違っているのだろうなあと思います。この小説の登場人物達にはモデルが存在しているようです。ほとんどが文芸家です。文芸家というのは豊かな生活ができていたのでしょうか。もうひとつイメージが湧きません。
昼頃にこの「菜穂子・楡の家」を読み終わり図書館に返却してきました。しかし、調子に乗って新たに小説を2冊借りてきてしまったので、また猫の妨害を避けながら急いで読まなくてはなりません。また、前々から予約していた小説の待ち順位が1になっていました。もうすぐそちらも借りることができるようになり当分読む本に困らない状況になります、つまり返却期限に追われながらの忙しい読書体験をしばらく継続することになりそうです。最近、仕事も忙しいので読書の時間を捻出することが難しいこともありゆったりとした読書は年末まではお預けでしょうか。コロナ禍の影響もあり年末年始は実家に帰ることもできず外出も控えなくてはならないでしょうからその時に一気に片をつけようと計画しています。
私の全資産と将来を賭けた株式投資は今週が1つのターニングポイントになると想定していました。しかし、本日の日中の株式売買の推移を見る限り先週末の活況は沈静化してきており株価が急騰したあとによくあるありきたりな動向を示していました。少し肩透かしを喰ったような気分です。もちろん明日から月が変わって12月になり様々な思惑が入り乱れることが予想されますので、株価は急騰せずとも出来高を伴って緩やかに上昇し12月中旬から大きく上下に乱高下の変動を開始し最終的に急速に下落すると予想しています。冬のボーナスとなけなしの貯金を準備して下落局面で買い増しを掛けたいのですが上手く行くでしょうか。それ以前に現在ポジションしている株が急落し評価額が恐ろしいほど安くなる状況に私は耐えられるでしょうか。12月の中旬に予想する乱高下の局面で一旦売り抜けるというウルトラC級の技を決められれば私は本当の勝者になるでしょう。ですがそんな度胸が私にあればこんな人生を送っているはずないです。
私にはネットの懸賞に応募するという地味な趣味があります。もう5〜6年くらい続けています。これがこの頃急に当たりが出るようになり、ささやかなものではありますが、家にプレゼントが届くようになりました。これを瑞兆とみるか、それともしょうもないところで運を使い果たしているとみるか迷っています。年末ジャンボ宝くじは既に購入しました。当たる確率はほぼ0であることは分かっているのですが夢を見たいのです。宝くじで夢を見られるのですからもっと当たる確率の高い株式投資では当然夢を、具体的な夢を見てしまいます。夢の中で私は1億円を儲けています。家を買ったり車を買ったりしています。夢を夢で終わらせないためにこの数週間は神経を張り詰めていたいと思います。会社の仕事なんかしている場合じゃないんですよ。読書もほどほどにしなければならないかもしれません。猫に注ぐ愛情も減じるかもしれません。全ては経済的な夢の実現のために。
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