読書感想ブログ

小説、漫画、映画、ドラマの感想文です。 二匹の猫と暮らしていますので、猫の話も少々あります。

片瀬茶柴

虚構推理 11巻


城平京さんの小説を片瀬茶柴さんがコミカライズしたものを読んでいます。これまで11巻まで刊行されており、自分は最新刊の11巻まで読んでいる認識でした。しかし、実は10巻までしか読んでいないことが分かり、今回11巻を読むことにしました。
この「虚構推理」は、ミステリーとファンタジーがほどよく混ざった作品です。この11巻も殺人事件の容疑者として、狐の妖が登場していました。主人公の一人、怪異達の知恵の女神になっている少女、岩永琴子は、人外たちから情報を集められるので、推理している感が希薄だなあと思っていました。ですが、この11巻ではちゃんと推理を働かせています。もう一人の主人公、桜川九郎もちゃんと一度死んで甦っていしたし、きちんと仕事をした感が出ていました。ということで、主人公たちが、自らに課せられた役割を充分に果たしていた一冊だったと思います。
城平京さんの原作では、この二人がどの様に描かれているのか、少し興味が湧いてきました。興味が湧いてきたので図書館で借りようと思って調べたのですが、蔵書は「鋼人七瀬」一冊しかないうえ貸し出し中で、予約待ちが一人いる状態でした。予約してまで借りて読む気は起きませんでした。やはり「虚構推理」は今後もコミカライズ版で読むことにします。



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虚構推理



この作品をカテゴライズするとすれば、推理とタイトルにある通りミステリになるのでしょうか。それともファンタジーになるのでしょうか。最近こういう別のジャンルが融合した作品を多く見かけるような気がします。本作はその融合が大変うまく行っていると思います。この作品は同名の小説をコミカライズしたものです。この機会に原作を読んでみるのも面白いかも知れません。
このブログでは「名探偵コナン」や「ミステリと言う勿れ」など、いくつかミステリ作品を題材にしていますが、私はミステリと言うジャンルを少々苦手としています。どこをそう苦手としているのか自分でも分かりません。ミステリ漫画はそうでもないのですが、ミステリ小説にはなかなか手を伸ばすことができません。子供の頃は赤川次郎や西村京太郎や横溝正史やアガサ・クリスティーなどを結構読んでいました。でも、いつの間にか読まなくなってしまったのです。二十歳前後に純文学作品を読むようになったあたりから、ミステリ小説と袂を分かったように思われます。また、私が漫画にのめり込んだのも二十歳辺りからです。二十歳前後に何かがあったのでしょうか。分かりません。



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